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ユーザ系システム子会社勤務の半端な技術者の悩み

僕はユーザ系システム子会社で勤務している。肩書き上は総合職の主任、やっていることは「SE」や「PM」などと言うものだ。
大学を中退し、コンピュータ関係の専門学校を卒業してから就職した。

今この瞬間僕は何をしているか?アメリカのホテルで、夜眠れない時差ボケに苦しみながら、この記事を執筆している。
アメリカには、出張で来ている。2週間、こちらでの仕事をする必要があり、今週からこちらで勤務している。

どういう悩みを抱えているか?それは非常にシンプルで、プログラミングが出来ないと言うことだ。
今の僕の大半は、会議・EXCEL資料作成であり、コーディングなんて週に30分あるかないかだ。

ユーザとコミュニケーションを取り、予算管理部門と交渉して予算を捻出し、外注企業に仕事の説明をし、仕様書EXCELで書き、納品されたものを検証し、出張などをしてユーザに説明しながらフォローを行う。
それが今の僕の仕事の全てだ。

仕事のフローは上記の通りだが、実際の仕事内容は非常に短納期で、かつバリエーションに富んでおり、毎度楽しく頭を働かせている。
そういう意味では、今やっている仕事に対する不満は特にない。本気で取り組めば非常にやりがいのある仕事だ。結果も割りと見えやすい。

しかし、そんな状況だからこそ、僕が技術に割ける時間がものすごく短い。それが不満なのだ。

僕は技術が好きで、暇があればQiitaを覗いたり、はてブのテクノロジーカテゴリに上がっている最新記事を読んだり、VIMプラグインを試したり、新しいIDEをインストールしたりしているくらいにはIT関係の技術に興味がある。通勤中の読み物も、科学技術関連のものが多く、新しいことを知ったり、先人たちの歩んできた道のりを知ることにものすごくカタルシスを感じる。

そうして空いた時間に得られた知識を、生活の半分くらいを占める仕事に生かせないことにものすごくストレスを感じている。

僕はもっとプログラミングをしていたい。1週間くらい、他の仕事をすることもなく、コーディングをしたりしていたい。
今は、分刻みに刻まれたスケジュールをやりくりし、全てEXCELの報告書を読み、訂正し、バージョン管理も正しくされないまま、時には何が最新かわからなくなるような前時代的な憂き目に合いながら日々を過ごしており、コーディングへ頭を切り替えても10分後には別の仕事が始まるため、コーディングに対する姿勢が失われている。

今僕はアメリカ出張で、日本にいる時よりも比較的時間を取れるほうだ。つまり、コーディングに打ち込める時間は取りやすい。
が、実際にはどうか?コーディングに対する姿勢が及び腰になっている今の状況で、また新しい朝が始まるとユーザとの打ち合わせや、日本で行われたことの報告・調整などで忙殺されてしまう。
ホテルに戻ると時差ボケも手伝ってそこそこ疲れており、次の勤務までに使える自由な時間はせいぜい3~4時間ってところだ。それも、ホテルでのメールの返信や、翌日の準備などをしているとあっという間になくなってしまう。

つまるところ、環境を変えても、やりたいことをするには仕事量が多すぎると言うことだ。

もちろん、GTD的に、やることをリストアップして自分をコントロールすることもあった。何をしないか、と言う選択も常にしているつもりだ。

けれど…取れた時間を自分の自由に費やす勇気が出ない。「どうせすぐに中断されて止めることになるし」と言う思いが常にあるのだ。
言い訳めいた言葉だけれど、僕にとってはまごうことなき現実だ。実際その通りだし。

また、僕の立場的に、新しい技術を勝手に業務で使うことにはあまり差し障りはない。細かな部分で新技術を取り入れて業務改善をするのは、企業内では容認されているのだ。

僕と似たような境遇で、同じような悩みを抱えている人は他にいるのだろうか?どう解決しているのだろうか?
転職だって何度も考えた。けど、今の仕事にやりがいがあるため、完全に転職理由がエゴだ。
それだって別に正当と言えば正当なんだけれど、職場は満足しているし、給料だって不満がない程度にはもらっている。
技術的なことがやりたいと言う理由で転職に踏み切った場合の、妻や幼い息子へのケアのことを考えると、どうしても踏み切れない。

明らかに今は人生として安定している。そこであえて転機を求めることは欲張りなのだろうか?
自分の変えていける範囲で変えていけばいい、と言う発想もある。
だけれど、上記のようなワークフローで、どこに僕のやりたいことを組み込めるのかがわからない。

予算・人員などの調整と業務分析・システム設計・コーディングを全てこなしているような人は果たしているのか?そんなスーパーマンを見習いたい。