個人の方が強くなる時代で

痛いニュース(ノ∀`) : 内定もらった大学生の7割が勝手に辞退する異常事態 何の為の内定なのかと企業側は激怒 - ライブドアブログ

例えば、会社が10人の新入社員を必要としていたとする。

内定者の内、何人かは辞退する。

従って、あらかじめ15人の内定者を確保する。

15人の内定者を確実に確保するためには、少なくとも30人が最終面接まで辿り着くとする。

などなど考えていくと、辞退を織り込んだ採用活動は非効率と言う結論に至るまでにそう時間はかかるまい。

ましてや昨今、退職者の数も多いのだ。退職者の数、辞退者の数、「戦力にならない穀潰し」など、本当に企業のためになる人材を獲得するというプロセスを真剣に考えるときだ。


新卒一括採用を遵守してきた企業にとっては、たまらない現実だ。

しかしこれからは面白い時代になるね。

企業はどんどん少なくなる新卒を奪い合う。
新卒は何社にもエントリー可能。しかし、一社しか選べない。
良い待遇を保証出来ない企業は潰れていく。
良い待遇を保証出来た企業も、穀潰し社員を「解雇出来ない」ために、名目生産性が上がらない。

さてさて、副業解禁は政府から動きがあった通りだが、解雇にメスを入れるのはいつになるかな?
会社から副業を勧めることは、緩やかな雇用流動性へ一役買いそうではあると考えているんだがなあ。

副業は個人で見ても、収入の多様化という面で想像が膨らむが、お荷物社員に対して、自社以外の道を用意出来るという意味で良さそうだが。

要するに、30代の僕としては、自分より明らかに仕事してないのにやけに高い給料を得ているという人物に対して我慢がならないわけだ。生産性やらなんやら言ったところで、そういう、人に対してメスを入れることが出来なきゃ内部変革は出来ないと感じている。

信賞必罰の機能。まずはこれだろ。