人々の距離間を自身で選べる社会

アダム・スミスが労働の細分化を行い、結果として管理職が発生し、労働集約が経済効率が良いとされ、コンピューターが登場し、多くの仕事が省力化・省人化した結果、プロセスやデータを管理すべき人が増え、それらの人を管理するべき人が増え、かつてないほどコミュニケーション技術が発達したことにより人と人との距離が近くなったとき、人々は多くの人の間で生き抜くことのストレスを自覚し始め、鬱病など精神に由来する病状も増え、人口過密やハラスメントなど、精神負荷を下げるために今度は人々は適度な距離を求めはじめ、なるべく働かない事や、対人時間を自身でコントロール出来るよう、リモートワークなど、技術を駆使して今までの経済を保ちながらも新たなパラダイムを取り入れようとしている。

昔は人々の距離が遠すぎ、今は近すぎる。次は少し離れるだろう。

働き方改革の先に有るのは、人々の距離をそれぞれが選べる社会かも知れない。