与えるか、奪うか
僕の部署は、たぶん機能不全を起こしている。
現象としては
- 上から情報が展開されない
- 共有すべき情報は非常に多いが、展開されない上にメール転送のみのため、各人の認識にものすごくバラつきがある
- 目的のわからない指示が多くなり、目的がわからないため指示を無視するようになる
- 横のつながりがなく、情報も共有されない
- プロジェクトを取りまとめるべき立場の人が日和見始める
- 皆が保身に走り出す
- しかし権限委譲はまったく行われない
- 権限委譲がされないから仕事を進める判断が出来ず、多くの仕事が中途半端に止まる
- 体制に問題があることを伝えても、「検討する」ばかりで変化が見られない
- 仕事は非線形に多くなっているが、仕事のやり方が変わらず、人は減っていっているため、キャパオーバーが多発
- しかし皆の残業は増えない。残業は減らすという会社方針もあるが、上記の通りの状況のため、戦略的な手段を取るという選択肢がない。
結局のところ、僕の目から見て乱暴にまとめるなら、
- 管理職の戦略性のなさ
- 情報共有の不徹底と仕組みのなさ
- 信賞必罰の制度のなさ(真面目にやるだけ損)
僕は残業代を稼ぎたいため、残業は不必要にでもするが、組織的なジリ貧状況は見ていてモチベーションのあがるものではないので、なんとか打てる手があるなら打ちたいところ。
恐らく訴えるだけでは危機感を抱かせるだけになるので、そうではない何か別の手段を講じねばならない。
問題を解決する方法は、「与えるか」「奪うか」だけだと西尾維新は書いていた。
さて、僕の取る方法は…
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