報酬と成果の関係

シンプルに不思議に思う。

僕が日本企業に所属いるからだろうか?

例えば、僕が色んな人の意見を取りまとめて夢のビジョンを作り上げ、例えば1億円の案件を獲得し、利益500万円を確保してやりきったとする。

他方、同僚が1000万の案件を獲得し、利益50万を確保してやりきったとする。

僕と同僚の間には恐らく金銭的な差がほとんどない。
あったとしても、ボーナスでせいぜい10万つくかつかないかだろう。
上げた利益に450万の違いがあるのに、何故?

会社活動だから、売上た利益は投資に回る。
それはわかる。

しかし、その利益を生み出した人に、案件額に比例した還元がないのは何故だ?どういう仕組みでそうなっている?

加えて、赤字案件をやりきってしまった同僚Cがいたとしよう。
これでも、恐らく賃金に大きな影響はないだろう。




ああ、そうか。簡単な話だ。

僕らは時給で働いているのだ。
上げた成果は報酬とは無関係である。

それなら、真面目にやらないほうが、良いよな。

会社の利益が少なくなっても、時給で雇われてる僕らには知らん話だ。
会社の利益と僕らの報酬は何も関係ないのだから。

なに?会社の利益が落ちてきたから、従業員の給料を下げるだと?なんでそこで連帯責任?

おかしい話じゃないか、利益と報酬には無関係だと結論付けたばかりのに、利益と給料には関係があるだなんて。

いやでも、利益が上がっても給料が上がることなんてなかったぞ。

何がどうなってる?日本企業は従業員目線の理論などなく、とりあえず搾取だけしておけば良いってのか?

やってられるかクソが。外国の企業のほうがまだちゃんとした理屈があるわボケが。

と、そういう思考になる若者がどれだけいると思う?

若者がそう思い始めて、日本企業を避けるようになったら?

どういう未来が待っているだろうね?

あなたの会社は、そう思わない従業員がほとんどだろうか?満足している従業員が多いだろうか?

さあ。
想像する時間だ。