仕事

7pay問題は日本のsierの構造的な問題だね

7Pay問題から考えるビジネスとITの課題について - novtanの日常小気味よい文章でとても面白かった。 特に、 客と刺し違えてでもクソ仕様でリリースしないということのできないSIerの問題 ここについてはすごく思考が動いた。確かにこれは非常に大きな問題で…

企業がこの先生き残るには

非常に首肯出来る記事。僕も白書を読んで、似た感想を抱いた。危機感を煽る、程度ではたぶんどうにもならないレベルまで来ていると感じる。 何故かと言うと、この記事でも言及されている通り、経営者の高齢化と、彼らが築き上げ、得てきたものがITによるもの…

効率のよい働き方

効率、とは何だろうか? 決められた仕事を如何に短い時間で終えることだろうか? 如何に短時間で、多くの売上を稼ぐかだろうか。 効率的、というのは、 労力をかけずに目的を達成する ことである。 ならば、僕らサラリーマンにとっての、働く目的とはなんだ…

人から教えてもらうことと知識で解決することの違い

時々、「ここでハマりました」「ああ、それは○○と言う理由で、こうすれば解決出来るよ」「手順書に書いてなかったのでわかりませんでした。」 なんて言う会話をすることがあるんだが、その○○と言う理由が、業務によるものではなく、どちらかと言えば環境周り…

部下に仕事をしてもらうということ

言うまでもなく、勤勉/怠惰と有能/無能の有名なマトリクスは、以下の組み合わせで成り立っている。 怠惰で有能な人 勤勉で有能な人 怠惰な無能な人 勤勉な無能な人 僕が部下として扱える人間は今のところ5人いる。 その5人を分類する前に、それぞれの定義…

裁量労働制の前に導入すべきもの

それは、 信賞必罰 である。働かない高収入おじさんも、残業代目当てでだらだら居残る従業員も、大した成果も残さずきっちり定時で帰る人も、自主退職を促すような部署への異動も、すべては、 良き結果に報酬を与えず、堕落に罰を与えないから である。 頑張…

人月商売への絶望と無価値感

先日、既存プログラムのアップグレードを実施しなければならないことになり、協力会社へ見積もりを取った。その見積もり金額は、約200万。金額の理由は、「この規模のアップグレードを行うには、これこれの作業をして、これこれの確認をする、それだけ動くの…

制度の導入と前提条件

裁量労働制の話がスベってるのは、前提条件について議論されていないから。これだけ。仕事の定義と仕事の量の管理を行っていないからだ。 仕事の定義が曖昧では全てが自分の範囲となり、 仕事の量を管理しなければ無限に働くことになる。一人一人が働ける量…

裁量労働制について思うこと

裁量労働制の最近の話題を追っていると、なんとももどかしい気分になる。定額働かせ放題だのなんだの、また自分が経験した裁量労働制はこのようなもので悪用されて云々など、とにかく批判的な内容に尽きる。じゃあ働いた分だけ金を払えば良いのかと言うと、…

与えるか、奪うか

僕の部署は、たぶん機能不全を起こしている。 現象としては 上から情報が展開されない 共有すべき情報は非常に多いが、展開されない上にメール転送のみのため、各人の認識にものすごくバラつきがある 目的のわからない指示が多くなり、目的がわからないため…

ユーザー系子会社の憂鬱

僕はユーザー系子会社所属のしがないSEだが、最近憂鬱を感じている。というのは、SEというのは、ソフトウェアに関する知識と、業務知識の双方が必要となるが、その2つに関する教育や勉強というのが評価の対象にもならず、従って、ソフトウェアも業務も中途…

モチベーションが下がるとき

最近仕事のモチベーションが下がっている。とても下がっている。 その原因が何なのか?僕なりに考えてみた。 仕事の仕方が感情的 「あいつと仕事はしたくない」「あいつのやり方が気に入らないのでやらない」など。 上司に仕組み化を提案しても蹴られる 何ら…

モチベーションが下がるとき

最近仕事のモチベーションが下がっている。とても下がっている。 その原因が何なのか?僕なりに考えてみた。 仕事の仕方が感情的 「あいつと仕事はしたくない」「あいつのやり方が気に入らないのでやらない」など。 上司に仕組み化を提案しても蹴られる 何ら…

働き方改革の本質

ふと頭によぎった。働き方改革とは何なのか?つい、その目的などを色々考えてしまうが、本当は目的は本質ではないのではないか?働き方改革とは、それによって得られるものは副次的なものであり、その本質は「手段の多様化」であると思う。IT技術とセットで…

データのサイロ化と企業構造

ユーザー系SI子会社の作る、親会社のシステムは、データのサイロ化を招くのは構造上当然の事象だと思う。コンウェイの法則そのまんまだ。 僕らユーザー系子会社は、親会社より依頼を受けてシステムを開発する。当然システムには、『主幹部署』というのがあり…

チーム崩壊前夜

仕事のモチベーションが非常に低下している。 理由を箇条書きしてみる。 何をしているかわからないチームメンバー 何を管理しているかわからない管理職 他チームとの兼務なのにうちのチームメンバーの派遣に対して口頭指示を行い続ける人 見えないタスク 問…

労働者たちへ。

機運は高まった。 電通の新入社員の女性の過労死は痛ましいばかりで、ご冥福を心よりお祈りする。 あんなことが起きてしまったご遺族の心象を思うと、言葉もない。もし僕の子供が大きくなって、こんなことになれば、僕は何が何でもその会社が倒産させて、復…

仕事に押しつぶされそうな時の妄想マインドセット

組織活動を戦争、会社で行われる打ち合わせを戦場に見立てれば、歴史上の素晴らしき英雄たちの優れた戦略を取り入れて考えることが大変役立つ。打ち合わせで行うプレゼンや、華やかな資料など、その場を統べるための戦術的としては確かに有効なのだろうが、…

内部から変革しようとしてます

日本でプログラマが少ない理由は戦う戦場を間違えているからです - 文系プログラマによるTIPSブログ仰ってることはたぶん正しい。 この業界、そういう性質が多分にある。 年功序列とは切っても切り離せない性質。いわば、会社をまたいで上司と部下の関係を貫…

マネージャーの役割

マネージャーの役割とは、部下が自身に与えられた役目を十分にこなしている限り、組織としてうまく機能するような仕組みを維持することだと僕は思う。部下が何をしているのかわかってないなんてもってのほか。部下の仕事が、会社でのどこのポジションの仕事…

生産性と抽象度

ジェネリクスは理解したけど、使いどころがわわからない… 純粋なアルゴリズムには使えると思うけど、業務アプリに使いどころが出てくるかどうか。これは持論だが、あらゆる仕事の生産性は、いかに抽象的に物事を捉えるかと言うことで決まると思う。標準化し…

家族を守る保守性と、キャリアを開く攻めの両立

2歳以下の子供がいる開発者の日々の生活スケジュールを知りたい…一体どうやって自分の勉強時間を捻出してるんだろう。僕の息子は現在一歳半。知能に比例してやんちゃ度が増してきて、目が離せない。パソコンを弄ってるとすぐに近付いてきて僕の太股に乗って…

総合職と言う変な職業について

日本人は仕事が多い、忙しい、生産性が悪いと言われている。 これは雇用分類、職業分類上、当然と思われる。専門職以外の場合、一般的な企業に就職した場合、総合職と言う雇用枠に応募せざるを得ないのではないだろうか? 僕も、コンピューターの仕事がした…