2016-01-01から1年間の記事一覧

仕事の生産性を上げて給料が上がる

僕はその決まり文句を聞くたびに思う。 普通のサラリーマン従業員には、無縁の話である、と。 生産性を上げた結果、会社に利益が出たとする。それが、賞与と言う形で社員に還元されることはあるだろう。 だが、「生産性を上げた本人の給料が上がる」か?他の…

自分に関する自分の決定に責任を持つこと

コミュ力高い人しか採らなくなったら会社が潰れましたみたいな話が最近あったけど、あれの相似形はどこの会社でもあるんじゃないかな。つまり、管理職の方が多くなったら会社が回らなくなった、って感じの。僕は今自社に対して強くそう感じている。 何故なら…

何故事務処理に終われるのか?

人員に対して案件量が多い。 予算に対して案件量が多い。 一つの案件の額の振れ幅は、40万から2000万くらいまであり、一人当たり毎月4~5案件は常に抱えている状態。 案件の受注処理、検収処理も毎月ある。 定型的な処理といえども、いわばハンコ押印ワーク…

労働者たちへ。

機運は高まった。 電通の新入社員の女性の過労死は痛ましいばかりで、ご冥福を心よりお祈りする。 あんなことが起きてしまったご遺族の心象を思うと、言葉もない。もし僕の子供が大きくなって、こんなことになれば、僕は何が何でもその会社が倒産させて、復…

スマホと人工知能

スマホと人工知能はもの凄く相性が良いと思う。

盲信と検索

「これは間違いない!」と思うことほど、検索することから遠ざかる。盲信は盲目的確信であり、自信を裏付ける検索という行為に対して背信的とも言える。自分の知識や常識が検索結果によって覆されるシーンは多々あるが、検索しなければ自信の世界は保たれる…

排他的なおもてなしという矛盾

訪日外国人、在日外国人が増えるにつれ、「おもてなしの心」と「英語を勉強しなくてはやってられない」ことは両立せざるを得なくなる。日本が好きな日本人として、外国人に対して日本のおもてなしを感じ取ってもらうためには、日本語だけでは到底やっていけ…

ロボットの未来

レシピとして表せるものであれば、ロボットによる代替が可能。 単純作業を行うだけのロボットには、新たなレシピを生み出すことは出来ない。 よって、人間の凡そ知的な生活の営みの一部として、レシピ考案はロボットに置き換えられることはないというのが今…

仕事に押しつぶされそうな時の妄想マインドセット

組織活動を戦争、会社で行われる打ち合わせを戦場に見立てれば、歴史上の素晴らしき英雄たちの優れた戦略を取り入れて考えることが大変役立つ。打ち合わせで行うプレゼンや、華やかな資料など、その場を統べるための戦術的としては確かに有効なのだろうが、…

アイデアを盗むと言うことの危険性

まだ現実になっていないことのアイデアを他人から盗むことの恐ろしさは、そのアイデアが形になっていないことに起因する。 形になっていないアイデアというのはつまり、未来のことである。 そういう、他人の考える未来を盗むと言うことは、それが必ず実を結…

思考の自由さと表現の狭さと

アメリカで仕事をしていて、非常に重要な会議などは通訳の人に同席してもらってしっかりと話をするんだが、どうしても通訳の人の都合が合わず、自分の児戯に等しい英語で仕事を進めなくちゃならないシーンが多くある。 そこで思うのは、考えを伝えることが出…

人の怒りをいつの間にか受け流せるようになっていた

いつしか僕は気付いていた。「人は、本当のことを言われると怒る」と言うことに。 あるいは、理不尽に怒っている人は、同意しながら話を聞いてあげるだけで収まると言うことに。 悪いことをしていないのに、殺されるような目に遭うことなんてほとんどない。 …

日本人がバカンスを取れないのは祝日が多すぎるから

blogos.com今僕は1ヶ月超のアメリカ出張中で、ちょうど夏のバカンスを取る人が多くなってきたところである。 ちょうどこの辺の話をいろんな人としている時にこの記事を読んだので、タイムリーだったので投稿せざるを得ない気持ちになった。結論はタイトルの…

Sphinxでinclude出来なくて詰まった件

.. include:: ../hogehoge と言うように普通に書いてるのに、hogehogeが何故かincludeされない!何故だ! 1時間ほど色々やってみた結果、hogehogeファイルがSJISエンコードだった…大元のファイルはUTF-8。 hogehogeファイルをUTF-8で保存し直したらうまくい…

多様性は差別的思想を駆逐する

アメリカにいてて感じることは、とにかくフラットであること。 年齢・人種・背格好・服装・話し方・振る舞い…もちろん、文化的に、「こういうのがベター」とされるものはあるだろうけど、それを差し引いたとしても、フラットである部分が多い。 「アメリカは…

上司が進捗率を出せとうるさいからExcelのタブの色で総計と完了率を出すようにした

とあるシステムのデータ移行をやっているのだが、上司は全部で90近くあるテーブルの進捗率を知りたいらしい。 データ移行の大元はExcelで、ここに記載されたデータがSQLServerへ最終的には移行される。 Excelファイルは複数あり、その中に、各テーブル単位…

時間の切り売りの中で

安定したパフォーマンスを出すためには、習慣というのが大事だと思う。 毎日のタイムスケジュールを明確に描くことが出来、あるいはコントロールすることが出来ている人は、とても尊敬する。例えば、今日の僕のスケジュールについて考えてみよう。 僕は今ア…

月給の額の妥当性

IMF 日本は労働市場の改革進め消費税15%に | NHKニュース 労働市場の改革というキーワードでいくつかサイトを見てて考えた。長時間労働の抑制がうまくいかないのは、仕事のやり方もさることながら、生活残業を目当てにしている部分もあることは否定出…

「ハマる」ということは目的と手段が逆転している状態のこと。

最近はノートを取ることにハマっている。 周期的に、こういうアナログ的な事にハマるのだ、僕は。ノートを取ることの何が面白いか?別に面白くはない。 ノートを見返すこともしないし、記憶できることをあえて書いてる。もちろん、忘れることもあるから、忘…

変則的な日常と安定的な日常

この週末は、日曜日は丸々自分の時間に出来る休みだった。 外は寒いから、ホテルか出る予定もなく、ひたすら自分のために時間が割けるチャンスだった。でも実際に日が終わろうとしてみると、やったことと言えば 明日からの仕事の準備 日本から持ってきたデク…

ユーザ系システム子会社勤務の半端な技術者の悩み

僕はユーザ系システム子会社で勤務している。肩書き上は総合職の主任、やっていることは「SE」や「PM」などと言うものだ。 大学を中退し、コンピュータ関係の専門学校を卒業してから就職した。今この瞬間僕は何をしているか?アメリカのホテルで、夜眠れない…

目的なくネットサーフィンしないほうがいい理由

ネットサーフィンとは自己の拡散に近い。ここで言うネットサーフィンとは、記事をしっかり読むのではなく、斜め読みし、ヘッドラインを高速で追うような情報収集をしてんだかしてないんだかわからない状態のことを言う。ネットサーフィンは、小説を読んで没…

社長席の椅子取りゲーム

「日本の技術は負けていない」という思考停止は国を衰退させる : IT速報確かに、社長席の椅子取りゲームってのはなかなか言い得て妙だ。出世欲のあるサラリーマンの場合、最終的なゴールは役員であるのがまあ大多数じゃないだろうか。 実はそこに、社会とし…