2018-01-01から1年間の記事一覧

評価経済がやってくる

仮想通貨の台頭によって、媒介としての金に国境がなくなり、物の流通の仕方が根本的に変化する。 貨幣経済のあとに来たのは評価経済。国境のない仮想通貨の為替レートというべき意味合いのものは、人に対する評価となる。例えば、善人と悪人が物を売買すると…

ブラジル出張を通じて日本と比べて思うこと

ブラジル出張も2週間が経過しようとしている。残りあと1週間。 基本的には会社とホテルの往復なので、そんなにブラジルを堪能しているわけではないが、僕の見る限りで雑感を記していこうと思う。 もちろん、僕の観測したものであるので、偏見にまみれたも…

自然災害と、変わる価値観と、社会インフラの維持について

今、ブラジルに仕事で来ていて、時差ボケを生かして久々に記事を更新している。僕がブラジルに到着したのが、現地時間9/2だから、その後に、あと猛烈な台風が日本を襲ったと言うことになる。被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。僕は台風に遭…

企業がこの先生き残るには

非常に首肯出来る記事。僕も白書を読んで、似た感想を抱いた。危機感を煽る、程度ではたぶんどうにもならないレベルまで来ていると感じる。 何故かと言うと、この記事でも言及されている通り、経営者の高齢化と、彼らが築き上げ、得てきたものがITによるもの…

「月平均は13万」「一般社員はバイトした方がいいレベル」いくら働いても手取りが上がらない、生活もままならない労働者たち – キャリコネニュース

雇用の流動性、というと、もうちょっと前向きなニュアンスで捉えられるイメージがあるけど、こういう後ろ向きな面から始まる雇用の流動性ってのもあるのかと思う次第。現実問題、雇用が硬直化しているとの嘆きもあるが、こうした生活もままならない人たちが…

過当競争と上がらない賃金

定価1000円で売られている商品があったとする。原価は100円としよう。生産性向上により、原価を圧縮、原価50円まで下げることが出来た。ここで、企業が取れる選択肢は2つ。 価格を下げて競争力を高めるか、価格は据え置きで利益向上とするか。昨今の賃金関…

若者たちの時代

最近、若い人たちを指導したり研修したりすることが多く、自分なりに教育などを考えることが多い。主語が大きい話にはなるが、最近の20代の人たちに共通して見えるのは、「無駄なことはしたくない」だ。 それが何かと言うと、自分自身の得にならないことはし…

効率のよい働き方

効率、とは何だろうか? 決められた仕事を如何に短い時間で終えることだろうか? 如何に短時間で、多くの売上を稼ぐかだろうか。 効率的、というのは、 労力をかけずに目的を達成する ことである。 ならば、僕らサラリーマンにとっての、働く目的とはなんだ…

言葉の持つ威力

成功者はゆっくりと歩く。何故なら、余裕を持つことを意識しているが故に、人生や器にも余裕が云々 成功者は急いで歩く。何故なら、時間を無駄に姿勢こそが他と違いを作る唯一の方法だと知っている云々 おわかりの通り、上記は言葉遊びにすぎない。 内容に意…

『電気の恋人』はプログラムに携わる人なら抑えておくべき神曲

電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */アーティスト: MOSAIC.WAV出版社/メーカー: Sham.Studio.発売日: 2011/06/29メディア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログを見る前奏が1分あるけど、僕はこのバージョンが一番好き。歌詞がとにかく最高なんですよ。 ノス…

サンリオピューロランドのホラーイベント「オバケンゾンビランド」閉館後の館内に大量のゾンビ

サンリオピューロランドのホラーイベント「オバケンゾンビランド」閉館後の館内に大量のゾンビサンリオピューロランドのホラーイベント「オバケンゾンビランド」閉館後の館内に大量のゾンビ - ファッションプレスゾンビ好きにとっては非常に行ってみたいイベ…

不便なものをあえて使い続ける人たちへ感じる違和感

便利を享受するのに理由は要らないが、不便を受け入れるのには理由がいるのかね。例えば、決済に便利なクレジットカードを「自分の使った金額がわからなくなるから」といって使わない人たち。例えば、読書に便利な電子書籍を「自分で所有している感覚、読み…

映画「ボーダーライン」を観た

ボーダーライン(字幕版)発売日: 2016/08/09メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (2件) を見る 出張中の時間のある夜に、Amazon Prime を利用して視聴した。僕自身、久しぶりに映画を観るということもあり、非常に集中して見れた。しかし、集中して観…

前から来る失敗と、後ろから追いかけてくる成功と

自分が全力で走っているとき、 失敗は前からやってくる。 成功は後ろから追いかけてくる。前からやってきた失敗にぶつかるかどうかは、広い視界と論理的な予想が役に立つ。 ぶつかって倒れてしまっても、起き上がって前を見れば、その失敗は追いかけてこない…

人から教えてもらうことと知識で解決することの違い

時々、「ここでハマりました」「ああ、それは○○と言う理由で、こうすれば解決出来るよ」「手順書に書いてなかったのでわかりませんでした。」 なんて言う会話をすることがあるんだが、その○○と言う理由が、業務によるものではなく、どちらかと言えば環境周り…

報酬と成果の関係

シンプルに不思議に思う。僕が日本企業に所属いるからだろうか?例えば、僕が色んな人の意見を取りまとめて夢のビジョンを作り上げ、例えば1億円の案件を獲得し、利益500万円を確保してやりきったとする。他方、同僚が1000万の案件を獲得し、利益50万を確保…

コンピューターと人間のアイデンティティ

【衝撃】「人間はコンピュータである」米有名大学が実証へ! 意識や感情も“量子”で解明、人間観が劇変か!人間の解明が進み、本質はコンピューターと違えど、機能的に近似していることがわかったり、あるいは逆に、あるいは同時に、コンピューターが進化して…

嘘喰いから受けた影響と戦略的思考

僕は嘘喰いという漫画が大好きで、否、大好きなんてレベルじゃなく、もう人生哲学の一つになってるレベル。暇さえあれば嘘喰い読んでるから、頭の中に嘘喰いの世界が構築されて、嘘喰いの戦略の奥深さについてずっと考え、僕の生活や仕事へ多大な影響を与え…

ペーパーレスに隠された功罪

先日、ペーパーレスを進めた結果、今まで紙で印刷して配布していたことがタブレットによる電子表示になり、見事に紙の使用量が減ったという話を聞いた。なるほど、とても良いニュースだ。紙の使用量を削減することにより、紙の購入代金が減り、経費削減によ…

git diffからのvimで変更行数が少ないファイルの順番にソートして無駄ファイルをコミット対象から外す

qiita.com会社でのリリース作業にあたり、面倒くさい手順をマニュアルでしていたが、スクリプト的な感じで手順化すれば簡単じゃね?と思ってまとめてみた。

成功と失敗の定義と客観

1人の大きな成功者の裏には、大きな失敗者が100人はいる。 誰もが大きく成功したいと願っているが、足元が定まっておらず闇雲にリスクを取った結果、失敗する者は多い。失敗する者が多いのは、「成功の定義」が、客観的であるためだ。 「誰の目から見ても成…

RPAの行き先と、結果分類される意味

飛ぶ鳥を落とす勢いでバズってるRPAであるが、その先行きには僕はとても心配を感じている。 自動化は結構なことだが、自動化しようとしている対象について、理路整然と言語化出来んの?って感じ。例えて言うなら、漢字を正しく書けない人が、「OCRってやつを…

採用時点での間違ったアプローチ

部下に仕事をしてもらうということ - Anything changed in the decade僕は上記記事で、部下は部下であると同時に、自発的に行動出来る上司としての役割を求められているのではないかという疑義を持つに至った。おそらくそれは間違った直感ではない。日本社会…

部下に仕事をしてもらうということ

言うまでもなく、勤勉/怠惰と有能/無能の有名なマトリクスは、以下の組み合わせで成り立っている。 怠惰で有能な人 勤勉で有能な人 怠惰な無能な人 勤勉な無能な人 僕が部下として扱える人間は今のところ5人いる。 その5人を分類する前に、それぞれの定義…

無用の長物という判断と妥協の分水嶺

たとえ今の状態でアウディを持っていても、息子の幼稚園の送り迎えにも使えない。 何故なら、息子の通う幼稚園は駐車場がないし、しっかりとした理由がなければ車を使うことは禁止されているからだ。とはいえ、大事なのは、アウディそのものではなく、アウデ…

言葉に出来ない理屈は存在するか?

文章は言葉は組み合わせ。 理屈は言葉の裏に潜むか? 言葉には出来ない理屈は存在するか?もし、言葉に出来ない理屈が存在すると仮定した場合、僕自身が考えて納得していることを人に説明したとしても、決して僕自身と同じ得心は得られないことになる。ヤン…

裁量労働制の前に導入すべきもの

それは、 信賞必罰 である。働かない高収入おじさんも、残業代目当てでだらだら居残る従業員も、大した成果も残さずきっちり定時で帰る人も、自主退職を促すような部署への異動も、すべては、 良き結果に報酬を与えず、堕落に罰を与えないから である。 頑張…

人月商売への絶望と無価値感

先日、既存プログラムのアップグレードを実施しなければならないことになり、協力会社へ見積もりを取った。その見積もり金額は、約200万。金額の理由は、「この規模のアップグレードを行うには、これこれの作業をして、これこれの確認をする、それだけ動くの…

制度の導入と前提条件

裁量労働制の話がスベってるのは、前提条件について議論されていないから。これだけ。仕事の定義と仕事の量の管理を行っていないからだ。 仕事の定義が曖昧では全てが自分の範囲となり、 仕事の量を管理しなければ無限に働くことになる。一人一人が働ける量…

裁量労働制について思うこと

裁量労働制の最近の話題を追っていると、なんとももどかしい気分になる。定額働かせ放題だのなんだの、また自分が経験した裁量労働制はこのようなもので悪用されて云々など、とにかく批判的な内容に尽きる。じゃあ働いた分だけ金を払えば良いのかと言うと、…