成功と失敗の定義と客観

1人の大きな成功者の裏には、大きな失敗者が100人はいる。 誰もが大きく成功したいと願っているが、足元が定まっておらず闇雲にリスクを取った結果、失敗する者は多い。失敗する者が多いのは、「成功の定義」が、客観的であるためだ。 「誰の目から見ても成…

RPAの行き先と、結果分類される意味

飛ぶ鳥を落とす勢いでバズってるRPAであるが、その先行きには僕はとても心配を感じている。 自動化は結構なことだが、自動化しようとしている対象について、理路整然と言語化出来んの?って感じ。例えて言うなら、漢字を正しく書けない人が、「OCRってやつを…

採用時点での間違ったアプローチ

部下に仕事をしてもらうということ - Anything changed in the decade僕は上記記事で、部下は部下であると同時に、自発的に行動出来る上司としての役割を求められているのではないかという疑義を持つに至った。おそらくそれは間違った直感ではない。日本社会…

部下に仕事をしてもらうということ

言うまでもなく、勤勉/怠惰と有能/無能の有名なマトリクスは、以下の組み合わせで成り立っている。 怠惰で有能な人 勤勉で有能な人 怠惰な無能な人 勤勉な無能な人 僕が部下として扱える人間は今のところ5人いる。 その5人を分類する前に、それぞれの定義…

無用の長物という判断と妥協の分水嶺

たとえ今の状態でアウディを持っていても、息子の幼稚園の送り迎えにも使えない。 何故なら、息子の通う幼稚園は駐車場がないし、しっかりとした理由がなければ車を使うことは禁止されているからだ。とはいえ、大事なのは、アウディそのものではなく、アウデ…

言葉に出来ない理屈は存在するか?

文章は言葉は組み合わせ。 理屈は言葉の裏に潜むか? 言葉には出来ない理屈は存在するか?もし、言葉に出来ない理屈が存在すると仮定した場合、僕自身が考えて納得していることを人に説明したとしても、決して僕自身と同じ得心は得られないことになる。ヤン…

裁量労働制の前に導入すべきもの

それは、 信賞必罰 である。働かない高収入おじさんも、残業代目当てでだらだら居残る従業員も、大した成果も残さずきっちり定時で帰る人も、自主退職を促すような部署への異動も、すべては、 良き結果に報酬を与えず、堕落に罰を与えないから である。 頑張…

人月商売への絶望と無価値感

先日、既存プログラムのアップグレードを実施しなければならないことになり、協力会社へ見積もりを取った。その見積もり金額は、約200万。金額の理由は、「この規模のアップグレードを行うには、これこれの作業をして、これこれの確認をする、それだけ動くの…

制度の導入と前提条件

裁量労働制の話がスベってるのは、前提条件について議論されていないから。これだけ。仕事の定義と仕事の量の管理を行っていないからだ。 仕事の定義が曖昧では全てが自分の範囲となり、 仕事の量を管理しなければ無限に働くことになる。一人一人が働ける量…

裁量労働制について思うこと

裁量労働制の最近の話題を追っていると、なんとももどかしい気分になる。定額働かせ放題だのなんだの、また自分が経験した裁量労働制はこのようなもので悪用されて云々など、とにかく批判的な内容に尽きる。じゃあ働いた分だけ金を払えば良いのかと言うと、…

与えるか、奪うか

僕の部署は、たぶん機能不全を起こしている。 現象としては 上から情報が展開されない 共有すべき情報は非常に多いが、展開されない上にメール転送のみのため、各人の認識にものすごくバラつきがある 目的のわからない指示が多くなり、目的がわからないため…

日常を切り取る

昨日は休日出勤していたが、カメラを持ち歩いていた。通勤や帰り道に、写真でも撮ろうかと思ってね。朝起きて外に出るとびっくり、堺市に雪が積もっていた。 マンションのエントランス近くにある、植栽の中にあるライトも雪を照らしていたので、パシャリ。雀…

世界を切り取る

先日、家族でイオンモールに行ってきた時に、イルミネーションが綺麗だったので撮った一枚が自分的にすごく良かったので貼る。カメラっておもしれー!RAWモードで撮影してPCで現像すると、色々夢が広がりますね。僕はカメラ超初心者だけど、自分の目を通して…

人々の距離間を自身で選べる社会

アダム・スミスが労働の細分化を行い、結果として管理職が発生し、労働集約が経済効率が良いとされ、コンピューターが登場し、多くの仕事が省力化・省人化した結果、プロセスやデータを管理すべき人が増え、それらの人を管理するべき人が増え、かつてないほ…

製造業の落日と若者の諦観

日本の製造業「壊れつつある」−米紙が分析 | 政治・経済 ニュース | 日刊工業新聞 電子版製造業の会社で働いている「職人」を、「長年の蓄積で磨き上げた巧の技で機械や工具を操る人」と定義するなら、それが今後20年間も強さの源泉であり続ける理由はどこに…

デバイスの分離

電車内などでちょっとしっかり書き物をしたくなったとき、キーボードとウェアラブルグラスがBluetoothで接続され、自分の視界にだけ入力された文字が映るようなデバイスがあればなあ。 さらに、スマホとウェアラブルグラスが接続され、Evernoteのアプリが起…

ロボットと都市計画

自動運転についてよく考えているが、都市計画と一緒に考えることが、個人的にはしっくりくる。また、乗用車の自動運転より、例えばゴミ収集車、バキュームカー、清掃車や、除雪車など、そういった車の自動運転を、人口の少ないところで試験し、コストを見れ…

大量生産大量消費の誤謬

恵方巻き、早くも大量廃棄 店頭に並ばないケースも…:朝日新聞デジタル僕は思うんだが、昔と今では、大量生産大量消費の規模や意味が違うのではないか。今の技術力で本気の大量生産をすると、昔と比べると比較にならないほど多くの物を作れる。 大量生産で大…

リエンジニアリング革命

リエンジニアリング革命―企業を根本から変える業務革新作者: マイケルハマー,ジェイムズチャンピー,野中郁次郎出版社/メーカー: 日経発売日: 1993/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る読んでます。面白い。とても1993年の本とは思えない。 …

ユーザー系子会社の憂鬱

僕はユーザー系子会社所属のしがないSEだが、最近憂鬱を感じている。というのは、SEというのは、ソフトウェアに関する知識と、業務知識の双方が必要となるが、その2つに関する教育や勉強というのが評価の対象にもならず、従って、ソフトウェアも業務も中途…

法案と労働者意識と

裁量労働制について、「定額働かせホーダイ案」とか、色々な批判が目に付くが、単なる煽動にしか僕の目には見えない。というのは、当然ながら、法案を審議しているのは国会であり、法案を運用するのは企業である。そうすると、「過労死に追い込む」のは悪い…

お金の知識

最近、自分にはお金の知識が足りないと感じ、通勤中にこれを読みながら勉強している。図解入門ビジネス最新為替の基本とカラクリがよ~くわかる本 (How‐nual Business Guide Book)作者: 脇田栄一出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2013/10/16メディア: 単…

ビジネスアイデア

僕には、とあるビジネスアイデアがあって、自分や仲間たちの間ではそこそこ成功の可能性が高いんじゃないかと考えている。 調べた限りだと、それを実現しているサービスもないので、競合はない。 しかしながら、結構破壊的なビジネスモデルでもある。 と同時…

聴くたびに歌詞の変わる音楽

僕は時々考える。 ヘッドホンをつけて、Google play musicの再生ボタンを押したときにかかる曲は、何故いつも同じ歌詞なのだろうか?と。曲と歌詞を分離して、歌詞の部分をハッカブルに出来ないもんだろうか。 VOCALOIDとかならまだ出来るのかな。 歌詞は曲…

苦労すべきものとそうでないもの

オレも苦労したからお前も苦労しろ!と言う理屈 - 警察官クビになってからブログ「プロなんだから、ちゃんと常に勉強してろよ」という言は、対象によっては理不尽を孕んでいる。例えば僕はユーザー系子会社で働いている末端SEだが、「定時内に、与えられた仕…

習慣化の難しさ

ダメだ。習慣に出来ない。日記をつけることが・・・ なぜ習慣に出来ないのか? 日記をつける時間がない 出たよ。また出たよ。時間がない。否、時間はあるんだ、何しろ通勤時間1時間半もあるんだから。会社で書くのが憚られる気持ちになるんなら、電車で必ず…

TOEIC結果

息子とエディオンに行った帰りに、マンションの郵便ポストを見に行ったら、TOEICの結果が返ってきていた。僕は大学一回の時に、一度だけ受けた事があり、その時には確か、よく覚えていないけれど、430点くらいだったように記憶している。そこから10年くらい…

個人の方が強くなる時代で

痛いニュース(ノ∀`) : 内定もらった大学生の7割が勝手に辞退する異常事態 何の為の内定なのかと企業側は激怒 - ライブドアブログ例えば、会社が10人の新入社員を必要としていたとする。内定者の内、何人かは辞退する。従って、あらかじめ15人の内定者を確保す…

不信感、不安感、焦燥感

https://www-asahi-com.cdn.ampproject.org/c/www.asahi.com/amp/articles/ASKC77RXLKC7ULFA03D.html企業の現預金、最多の211兆円 人件費はほぼ横ばい:朝日新聞デジタルいざなぎ超えの景気だ!と報道されても実感が湧かないのはこういうことだったんだね…

乗り物の変遷

【悲報】自動車業界・重鎮「20年後に車を所有している人はいない。自動車の歴史はもう終わり」 : オレ的ゲーム速報@刃まあ、時代はそういう流れに来てると思うけど、移動手段だった馬を今も移動手段として利用している人は部族社会の人々を除いていませんよ…